今朝。
というか私が起きるのはたいてい真夜中なので真夜中に見た夢。
とあるＳＭクラブの、今はとてもベテランとなったある女王様と一緒に、ＳＭプレイをしていました。
別にそれはどーでもいい話なんだけど、なんだかちょっと懐かしいなぁと思って書いてます。
ＳＭと言えば。
ＳＭクラブで働き始めたとき、いちばん最初に習得しなければと燃えたもの。
私の場合は鞭でした。
鞭なんてすぐに打てるものでもないのに、初めてＳＭをやるとなったとき、鞭が上手に打てなくては！
と思い込み、女王様達に必死で使い方を聞きまくったのを覚えています。
新人でも、女王様というのは鞭を上手に打てなくては、Ｍ男に馬鹿にされると思っていたんですね。
だから私は、鞭の打ち方にはこだわりがある方だと思います。
ただバシバシと、気まぐれに滅多打ちするような鞭は痛いだけだろう。
と私は思う。
でも
「女王様が楽しそうに打っているのがとても嬉しくていい」
とＭ男は言う。
（あらまぁ、可愛らしいこと言ってくれちゃって…）
だからそんな鞭も必要。
けれども私は、鞭で快楽まで導いてあげたいと思う気質のＭには、気持ちいい鞭を与えてあげたいと思う。
気持ちいいだろうと私が思うのは、一発一発が背中から胸までズシンと、重低音を放って突き抜ける感じの鞭。
これを打つときは、私の方も一発一発かなり感覚を研ぎ澄ましている。
だから、お互いが感覚で感じ合える瞬間がある。
それが私の理想の気持ちいい鞭。
打つときは、そんな鞭が打てるように心がけていた。
最初は痛くても、ズシンと重低音で耳に体に響く鞭に、だんだん侵食されていく。
脳が犯され、トランス状態のような感じになり、快楽の並に乗せられればしめたもの。
延々続くエクスタシー。
震えながら涙を流して、それでももっともっとと鞭を与えられることを欲する。
そんな状態のマゾを見てるのが好きだ。
腫れあがった皮膚にときどき撫でるように鞭を走らせると、小さな喘ぎ声をあげるのも愛しい。
鞭の打ち方なんていろいろだから、こんな打ち方はダメだとベテランＭ男くんに言われたこともある。
だけど私は、一発一発をきちんと打つこのやり方が好きだからいいのです。
新人女王様なんかに上手な鞭を望むのは間違っていると思うけど、Ｍ男くんって鞭打つときすごく見てますよね。
女王様を見てるだけならいいんだけど、ＳＭ歴長い人なんかは鞭の使い方を実はすごく見てる。
だからやっぱり、女王様は気が抜けない。
鞭で育てたマゾのいいところ。
他の行為で育てた奴隷よりも浮気しにくい気がする。
濃密な時間を共有してるし、同じ鞭は誰も打てないから。
Ｍ男は本当に浮気性が多いんですよ(´･ω･`)
永遠に続く飴と鞭の嵐
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