M男くんがSMクラブに行くことを躊躇している理由。
『SMクラブって怖いことされちゃうんですよね?』
そんなことないですよ。
と言いはしますが、怖いの基準なんて人によって違うし
本当は怖いこともされちゃうこともあるというのが本音。
「初対面なのに、いきなり怖いことをされちゃった!」
なんて経験を持つM男くんだって、正直いっぱいいます。
それはそのとき選んだ女王様によるので、本当に誰にでもいきなり酷いことをされてしまう女王様がいるのも事実なんです。
けれども今日言いたいハード調教はそういうんじゃなくて、ゆっくりきちんと作られた主従関係により、マゾとして開眼した人たちがいて、そういう人たちにはときにはハードすぎる調教が必要になってくるということ。
最初は普通にビンタ、スパンキングとかからだったのかもしれない。
けれどもたぶんあるときひとりの女王様に出会って、ゆっくりときちんと調教を段階を踏んで施され、受け入れるキャパが大きくなりすぎてしまった人って、少なからずいるんです。
どうしようもなくマゾな体にされてしまったというやつです。
M男ならちょっと憧れるフレーズですよね。
SMプレイも毎回同じようなことをやっているとお互いにマンネリ気味になってくる。
それでも自分を気に入って通ってくれるM男くんになると、こっちも引き出しからいろいろ出してあげなくてはと思ってしまう。
そうなると、ちょっと変わった行為からハードなことまでやりだすようになるんです。
そうしていつの間にか
あなたの望むことはなんでも受け入れますそんなマゾが出来上がることもある。
だからSMクラブは
怖いことを本当にしていることもあるところなんです。
女王様はいつか辞めていきます。
それでもハードな調教を受け入れてきたマゾは残ります。
ハード調教ジプシーが出来るわけです。
そんなM男くんが、新しい主を求めてSMクラブを徘徊する。
けれども、自分をマゾにした女王様よりも上を行く女王様なんて現れるわけないのです。
だって、その過程があったからこそなのだから。
それでも
どうしようもなくマゾな体はそのままです。
それで、SMクラブにはそんなM男くんも大勢やってきます。
だからハードなプレイを実際にしていることもあるんです。
最初から怖いことはされなかったとしても、あるとき運命の女王様に出会ってしまった場合、ハードなことも受け入れられるような体にされてしまう可能性は誰にだってあるということですよ。
ハードな調教って、SMプレイには必要だと思うんです。
だって、マンネリしてきちゃうでしょう。
フェチが強い人ならその行為だけで満足できちゃうからそれでいいんだろうけど、そうじゃないマゾにはいつか必要になってくる。
ずっと同じようなことをやっている女王様とM男よりも、そういう段階を踏んで調教をしてきた女王様とM男のほうが、親密度も増すし、主従関係もきちんとしてるだろうし。
そういうのって理想ですよね。
龍崎飛鳥のハードプレー特集ちょっと昔のSMビデオって、本物のハードが多かった気がします。
今のってなんだかエッチな要素のほうが大きいものが目立ちますよね。
そういうプレイもいいけれど、きちんとした主従関係はなかなか生まれにくいんじゃないかなぁとも思います。
SMプレイの醍醐味は、きちんとした主従関係をつくることだとも私は思うんですけどね。
それを求めてるM男くんが少ないということなんでしょうね。
昔からSMクラブに通ってるM男くんがときどき言うセリフ。
「昔の女王様はもっと慈悲深かった」
これってたぶん、何人ものM男くんとそういう段階を踏んでる女王様だからだと思うんです。
M男くんとの関係性によって、そういう女王様が作られていく。
だから今だって、そういう段階を踏ませてくれるM男くんがいれば、そういう女王様になるんですよね。
きっと。
そんなこと言うくらいなら、お前が私をそういう女王様にしてみなさいよ?
と私は心のなかでそう思わずにはいられませんでした。
だってそういうこと言うM男くんって、あまりにもなにも出来ない人が多かったんだもの……
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